引越し業者に作業をお願いしたものの、壁やフローリングに傷が付いてしまうトラブルはあります。
相手も大事に扱ってはいるものの、重たい物を運んでいたりすることで不慮の事故によって傷が付いてしまうことがあるのですね。そのため、防ぎようのない定番のトラブルでもあります。
ここではすでに引越しを終えて傷が付いてしまった際の保障や対応。
また、これから引越しをする人が行うべき対策について紹介をしています。
壁やフローリングは退去費用にも関わってきます。また、大事にしているタンスも傷が付いてしまうこともあります。引越し時に多いトラブルのひとつです。
これから引越す人の傷対策!必ずやるべきこと
万が一、傷が付いてしまった時の保障を受けたり話をスムーズにする写真を事前に撮るのが一番です。
携帯電話やスマホにカメラが標準装備されていることがほとんどです。荷物を入れ込む前に数分だけ待って貰い写真をパシャパシャして行けば良いだけなので手間も掛からないです。
ただ、たったこれだけのことをするだけでも傷が付いたときの対応はスムーズに進みます。逆に写真がないと対応を全くして貰えなくなることもあります。
傷が最初からあるケースに関しては退去時の現状回復の話し合いにも使うことができます。引越し時の部屋の傷は退去時にも関わってくることがあります。
手間はかからないので必ず写真を撮った方が良いです。
撮る写真の範囲!どの程度、撮影をすれば良い?
引越し時に傷が付き易いのは下記の3つです。
- クロス・壁
- フローリング
- 玄関のドア・部屋内の扉
これらは傷が付くと退去時に請求がされる部分でもあります。
心配であれば細かく何枚も色々な箇所をアップでの撮影をした方が良いです。ただ、個人的には手間も掛かるので、多少離れて撮影をします。
たとえスマホで撮影をしたとしてもパソコンに取り込んでアップにすれば、ある程度はなれていても傷があるかの判断はできます。
引越し業者が帰る前に傷の確認をする
引越しの作業が追えて養生を剥がしたのであれば、最後に目視で確認をした方が良いです。
その場で傷を見つけた方が話を早く済ませることができます。写真には撮影をしていても、引越しが終わってから日にちが経てば経つほど作業中の傷か証明がしづらくなってしまいます。
数日間住んでいる間に傷が付いたのではと言われるようになってしまうのですね。撮影を撮ったから安心をするのではなく、終了後には確認をするようにしましょう。
見つけたのであれば作業前の写真を見せればすぐに保障の話にすることができます。
引越しが終わって傷を発見したケース
この記事を読んでいる方はすでに引越しで傷が付いてしまった人もいるかと思います。
傷が既に付いてしまったのであれば、少しでも早く引越し業者に話しをした方が良いです。ただ、保障の期待はあまりしない方が良いです。
引越し業者としても保険には入っているものの使いたい訳ではありません。面倒な手間も掛かりますし、保険料が高くなることもあります。
それ以上に、本当に作業時に傷が付いたのかの証明ができません。そのため、引越し業者としてもあまり対応をしてくれないケースは多いです。
引越した部屋が常に新築な訳でもありません。また、入居後についた傷の可能性もゼロではありません。入居前の写真があれば話はしやすくなりますが、あまり保障は期待しない方が良いです。
引越し費用を安くするのであれば、引越し価格ガイドがおすすめです。
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